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2010年10月 アーカイブ

鑑賞植物と美の追求

暖かくかつ一定の気温を保ち、ほの暗く日がさす湿気のある森林は、我々の家の中の状態に近いのです。


ポトス、フィロデンドロン、シンゴニウムなどをはじめ、その仲間の種は、理想的な、枯れにくい植物です。


自生地では、それらの植物は、林床を這い、太陽の光に向かって伸びるため、よじ登る木を求めています。


家庭では、これらの植物は、太陽の光へと導いてくれるような木を捜し求めるかのように、鉢の中で、よじれたり、曲がったりします。


このような森林の植物は、ランプや窓からの限られた明りだけで生存できるのです。


植物の好みにも流行り廃りがあります。


ビクトリア朝期では、ヤシやハランがたいへん人気がありました。


しかし、20世紀中期には両方とも人気が失せてしまいました。


最近では、ヤシは、再び人気が出てきましたが、ハランは、ほとんど家庭では見られません。


探検の世紀を通じて、熱帯の森林は多くの魅力的な変わった植物を我々の世界に提供してきましたが、まだごく一部しか知られていません。

鑑賞植物と美の追求 2

密林には、まだ見たこともない多くの種が存在しています。


熱帯の森林が着実に減少していくことにより、圃場、園芸店、スーパーマーケットなどで売られる室内植物の数と種類が、直接影響を受けることになるでしょう。


大きな花卉産業花はもはや生活の必需品となっているので、花卉の育種は、大きな産業の1つになっています。


野生の花に見られる本来の形を楽しむだけではなく、花束を豊かなものにするために、異なった種が注意深く交配されています。


育種家は、ふつうは一般的なやり方に従って、いろいろな変わりものを作出します。


最初に試みたことは、花色が明るく鮮やかなものと、花自体が大きなものを交配することでした。


その結果、作出されたのは、花序の高さが6フィートにもなり、花の直径が5インチもあるグラジオラスや、たぶんディナー皿ほどもある大輪のダリアでしょう。


しかし、これらは展示会用の花であって、賞を貰うこと以外には使い道が限られています。

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