鑑賞植物と美の追求 8
植物分類学者のなかには、グラジオラス・キトリヌスは、グラジオラス属の中ではたいへん原始的で、大形の花を持つグループを派生した祖先種に近縁な種であると考えている者がいます。
もしそうなら、この種を保護することに、特別重要な意義があることになります。
クラジオラスの可能性はまだまだ尽きません。
ある種は、花びらに面白い斑点や模様があります。
また別の種では、変わった花形を持っていたり開花の仕方が変わっています。
グラジオラス・エドゥリスは食用とされていたことがあったので、グラジオラス属の球根は、新しい食用作物になり得るのではないかとさえ思っています。